上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

イメージ

基本的に、イメージの描けないことはしないんだな、って思った。

こないだ服買いに行って、そう思った。ジャケット買おうとして、試着してみて、店員さん的には「すごくこういうの着てそう」だったのに、自分的には全くしっくり来なくって。「たぶん、着なれてないから想像着かないんでしょう」って言われたけど、俺の中で、ジャケットを着ている自分のイメージが全く出来なかった。着ている姿を実際鏡で見ても、タンスから出して合わせるイメージが全く湧いてこなくって、あぁ、これは俺、買っても着ねぇな、って思った。

新しい物事に挑戦するときもそう。自分の中で、「それをしている自分のイメージ」が湧かないと、やる気にならない。あるいは、イメージが湧いたとして、それが自分の描いているイメージ通りでないと、やる気にならない。結局人付き合いだってそう。この人と一緒にいるとどうなのかな、って色々想像してみて、イメージが湧かない人は誘わない。描いているイメージ通りになりそうな人と、描いているイメージ通りのことを出来ると判断しないと、その先へ進まない。

自分の中で最初からそういうイメージを作ってしまうのって、新しい可能性を摘み取ることになるから、ホントはすごく良くない。失敗はしないかもしれないけれど、いつまで経っても自分の幅は広がらない。イメージ通りになるとは限らない訳だし。きっとこの性格のせいで、物凄く損しているんだと思う。保守的に過ぎる。

自分の中の勝手な思い込みなんて、ぶっ壊してしまえばいいのに。自分で作った壁から出るのが、怖いんだね、臆病者。