上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

勇気

今、駅の跨線橋で、お世辞にもうまいとは言えない人がギターの弾き語りをしていた。歌も音程が外れていたし、ギターもFの音がぶつ切れでくぐもっていた。横を通り過ぎる高校生が、くすくすと笑ってるくらいの。

でもその勇気を笑ってはいけない。見習うべきなんだと思う。評価を恐れず、前に出て立つだけで、何もしないよりずっと得るものがある。失敗を重ねることで、成長がある。前に立たないと、失敗も失敗として認識されないのだ。笑われるのを恐れて、立つことに尻込みしているよりか、ずっと先に出ているはずだ。

その一歩が、明日への一歩、なのかな。ずいぶんと長いこと、その一歩を踏み出していない気がするけれど。世間体ばっか気にして、どこへ行こうと言う?