上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

目的と手段

3月ってそういえば卒業シーズンだったね。そして4月は新入生、新社会人の季節。

これまでの生活に思いをはせ、これからの生活に不安を抱いている人はきっと世の中にたくさんいるのだと思うけれど、それ自体はごく当たり前のことなのだと思う。こういう切り替わりの時期って、それまでの総決算と新しい抱負を立てるにはちょうどいい時期だ。新年度とか新年とかっていうのはそういうことを行うちょうどいい区切りである。そして、今はその切り替わりの時期特有の感傷に十二分に浸ればいいと思うのだけれど、むしろ日常の方に人生のハイライトはあるのだ、ということを最近よく思う。憧れの会社なり学校なりに入れたところまでの努力は確かに輝かしいものがあるのかもしれないけれど、それはあくまでスタートラインに立つまでの努力に過ぎない。大事なのはその先何をするか、何が出来るかなのだと思う。目的と手段を取り違えていてはならないといつも思うのだけれど、いい学校に入る、いい会社に入るのが目的ではない。それはあくまでその先何をするかの手段でしかない。大事なのは、そこから先どう努力出来るか、なんだと思う。どうもその辺の取り違えが頻繁に起こっている気がする。まぁ、やりたいことが明確にないから、とりあえずわかりやすい目標を立てて、そこに向かって努力すること自体にモチベーションの対象をすり替えてしまうのかもしれないけれどね。

話は変わるけど、最近、合コンが手段じゃなくて目的になってて良くない。本質的に言えば、行って満足してるんじゃなくて、その先につなげるための場であるはずなんだけど(笑)。