上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

小説

社会人になって2年半、小説を書いてみたいと思うことがたまにある。

角田光代も25歳で小説家を志した*1。モノを書くには経験がいる。想像力でそれを補うことも出来るけれど、基本的に活きるのはやはり個人的な、身体的な蓄積だと思う。社会人として様々な職場で働いていると、それなりに様々な人間模様に接して面白い。

でも書かない。趣味程度には書けるけれども、結局、自分の無力さを思い知って絶望するのだ。読ませる文章なんて書けない。能力がない。トレーニングをしていないのだから当然だ。人のモノを読んで、ああすげえ、くらいに留めておいて、あとは追体験するなり頭の中でちょっと膨らませて自己満に浸るくらいが身の丈に合っている。書こうという覚悟もないし。

身の丈。最近合っているんだろうか。

*1:たしか。