上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

期待

勝ち目の薄い戦はしない主義である。

戦に挑むときは、現在の状況を冷静に分析し(事実だけではなく、ある程度自分自身の感覚的なものも重要だと思う)、勝率を計算する。ところが、そこに希望なり期待なりというものが絡んでくると、どうしても勝率を高く見積もってしまう、あるいは、勝率が低くても勢いで突っ込もうとする。結果、負け戦となる。

それはそれで自分自身納得できるんならいいんだけど、負け戦には代償がついて回る。そのことも理解していなければならない。

リスクを負わないと得るものも得られない。けれども、無駄に負けに行くことはない。自分自身の見積もりにある程度自信があるのなら、期待しようとする気持ちを切り捨てることも必要だ。「希望的観測」を持つことは止めないけれど、それはあくまで「希望的観測」であって、「現実的観測」ではないことを留意すべきである。それがわかったうえで戦に挑むんなら、それは止めないけどね。時には、そういうことも必要だと思うし。

そうやって生きてきたつもりなんだけどね。期待しすぎると、ロクなことがない。

たいてい、期待なんか放っておいて「どうせこんなもんでしょ」って思ってた自分の判断の方が正しいことが多いから、嫌になる(笑)。

ホントは期待したいんだけどね。