上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

nomikai

先輩と飲んできた。結構酔っぱらった頭で書いているけれど、ちょっとした気づきを。

  • 経験と勉強のバランス。知識を吸収するだけでも良くないけど、経験だけでも学びは遅い。今日飲んだ人は、幼い時から散々好き放題してきて、経験から学んだけど、気付いた時に知識的な蓄積がなくてどうしようもない、絶望した、というところ。バランスを取るのは果たして難しいけれど、どっちかに偏るのも良くないんでしょうね。最近経験に偏っている。勉強は嫌いだけどさ、まぁ、やらんばならんのだろうな…。
  • コミュニケーションの肝は相手を「褒める」こと。相手のことを認める、というのはもちろん大事なことなのだけれど、それを口にしてやることも大事なのだな、と思った。いくら本人が思っていても、相手がそれを受け取っていなかったら意味がない。自分は割と相手がそう思ってるんだろうな、って勝手に思ってしまう御目出度い人間だから勝手に好解釈してくれるのでいいけれど、世の中的にはそうでないことも多々ある、ということ。相手のことを認めてるんだったら、それを口に出してやるべき。それでコミュニケーションは円滑に行く。
  • あとはやっぱり、自分の価値観を押し付けないことなんだろうなぁ…。自分の考えに強引に添わせるんじゃなくて、相手の考えがあるんだったらそれはそれで認めてやることも大事なんだと思う。それはそれとして。
  • 小賢しい。他人の顔色伺いすぎ。もう最近これはもう性格みたいになってるから仕方ないのかもしれないけれど…。他人に指摘されると改めてそう思う。あぁ、って。
  • 今ある問題点も、10年後から随分改善はされてきたんだな、というところ。今は当然のように思われていることも、昔は当然ではなかった。今の状態にも当然不満はあるけれども、その状態に持ってくるまでにも色々と努力は重ねられた結果があるのだ、ということ。時代の流れも当然変わっているので、それがいつまで経っても追いつくことはないと思うけれども、なんだかんだ今に至るまでにも当然歴史はあるのだな、というところ。悪いところばかり目につくけれど、それでも昔から改善はされてきているのだ。それを踏まえないと議論のしようがないよね。そういうとこもうちょっとしっかり感じたい。
  • 教育の大事なところは、それがすぐに結果を為すものではなくって、10年後20年後に現れてくるのだということ。今の俺がこうあるのは昔こういう風に育てられたからなんだよ、って言われれば、あぁ確かにそれはなるほどなぁ、と思ってしまう。良きにしろ、悪きにしろね。それを今の価値観に照らし合わせて責めるのは確かに酷な話だなぁ、とも思う。
  • 人情と施策の相反。これは会社にとっては永遠のテーマだろうね。そこを忘れない社員にはなりたい。
  • 人のフリ見て我がフリ直せ。

ある程度さ、自分に対してモノをしっかり言ってくれる人っていうのは凄く有難いことだと思うのです。特に、最近あんまりビシッと言ってくれる人がいないのもあるし、それを自分が素直に受け取れていないのもあるし。3年目になってちょっとマセてるのか、ひねくれてるのか、クサってるのか、ともかくそういう素直さみたいなのが薄れている気もするんですよ。最近こういう気付きが少ない気がする。初心忘るるべからず。

どんな人にも必ず良いところはあり、悪いところばかりではない。と個人的に思うようにしています。仕事で難があっても、その人から有意義な気付きを得ることだってあるし。そう思わないで切り捨ててしまっては、得るものも得られない。それで損をすることって、きっとたくさんあるんだと思います。もちろん合う合わないはあるからそれはそれで仕方はないんだけども、自分の考えにそぐわないからって、まるっと全て切り捨ててしまうのはもったいない話なんだなぁ、と思います。人生、6勝4敗くらいがちょうどいいと思うんだけどね。飲み会も含めて。