上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

他者からの知見(その2的な)

昨日、また高校時代の同期と飲んで、新しい知見があって。やっぱり、普段会わないような人と会うと色々と得るものがありますね。違う分野の人間だというのも大きいのかもしれない。まぁ何より、高校時代から、凄い人間だよなぁ、と思ってきた人たちだったのだけれど、改めてそれを思いましたね。楽しかった。そして今日もまた、そういう機会があったわけなんですけれど。

昨日今日と2日経ってみて、だいぶそのとき受けた印象を整理できてきた。

まず1つ

自分の何気ない一言が誰か他の人に自信を与えていたっていう事実があったらしく、それが僕としてはとても新鮮だった。

全然考えたこともなかったけど…。基本自己評価が低いから、誰かに正の影響を与えられると考えたことは実はほとんどない。というか、考えたとしても、多分、すぐに打ち消してしまう。どちらかというと、誰かに負の影響を与えやしなかったかという、そっちのほうが先に来てしまうのだ。

これが、下2つとも結構絡んでくる。

もう1つ

基本、何かマイナスのことが起こらないように考えて行動を起こしているということが再認識された。「マイナスを生み出さない」型の思考、とでも言うべきか。何かプラスを生み出そうとして行動をするのではなく、マイナスにならないように行動する、ということ。その結果として、プラスが出ることはあるのかもしれないけれど、あくまで行動を起こすときに根っこにあるのはマイナスにならないようにするということ。だから、「恐怖」とか「不安」とかが行動のモチベーションになる。どちらかというとプロアクト型の人間ではなくリアクト型の人間である、という事実もそれで説明がつく。

これでは生み出せないものっていうのはたくさんある。それによって犠牲になっているものもたくさんある。けれども、このほうが有利なこと、便利なこと、これによって生み出されているものというのもそれと同じくらいたくさんあるから、きっと僕はこの性格を変えられずにいるのだろう。反対側への憧憬を抱きつつも、自分が今いるポジションにも、絶対に、どこか根本の部分ではそれなりの満足を得ているのだ。きっと。

けど、昨日はとてもいい感じに洗練された、「プラスを積み上げる」型の思考に出会うことが出来て。なんか根拠のないポジティブとか、勢いに任せたポジティブではなくて、熟考の上に築き上げられたポジティブ、というか。なんというか、説得力のあるポジティブ。こういうのをリアクト型というのだな、と思った。羨ましい、というか、純粋に、すげえなぁ、と思って。そういうところは、見習うべきところが多分にある。そういう部分も増やしていければ良いね。

最後に1つ

最初のとも関連するけれど、冒頭の一言、申し訳ないんだけれども自分としては全く覚えていなかった。これも最近指摘されて気づいたことだけれど、自分が発した言葉を自分で覚えていない、ということが多い、残念ながら。自分が発した言葉について、意外と、他人のほうが覚えていたりするものなのかもしれない。

「他人は自分が思っているよりも自分のことを見ていないものだ」というのが持論だったけれど、意外と逆もまたありえるのかもしれないね。「他人は自分が思っているよりも自分のことを見ているものだ」。

前者は、僕が、人の目線を気にしすぎたときによく口にする言葉なのだ。「他人にこう思われていたらどうしよう」って思うことは良くあるけど、意外と人はそんな些細なところは見ていない。けれど、後者は、こうやって自分が忘れてしまったことを他者に指摘されたときに出てくる。最近、後者を感じる機会が多い、ということだね。あとはまぁ、後者は、自分が思っていなかったところでプラスの評価が出てきたときにも思うかもしれない。基本、自己評価が低いからね。何か本人としては軽薄に色々しゃべっているつもりだったのだけれど、それでも「落ち着いている」という評価がそこから出てきたのも意外だったりとか…。その上に胡坐をかいてはいけないんだけど。

基本、自己評価が低いから、あんまり人に影響を及ぼせるとは思ってもいなくって、そういうところは覚えていないしそういうところには目が行かないのだけれど、人は意外とそういうところを見てくれているのかもしれない。

というわけで

なんか、割と色々な意外な結果が出てきて面白かったです。まだ、あんまりまとめきれていないけれど、きっとここで得た断片を今後の生活の中でふとしたときに思い出す機会っていうのは絶対にあって、そこでまたそれらが再評価されていくのだな、というような経験の集まり。引用先になるような経験。

この他にもたくさんあったんだけど、このへんで。

さて、寝ましょうか。今日は西武が勝ってよかったですね(^^)。明日も勝ちましょう。おやすみなさい。