上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

同年代

スポーツの世界は確かに、身体能力的に同世代が席巻してるのは納得できます。今が身体的にもいい時期なんだろうし。納得は出来るんだけど、こういう人たちがプロの世界でギリギリの闘いをしてるのを見てると、ふと、自分は何をしてるんだろうなぁ、ってちょっと思ったりします。自分が悩んでる悩みとかっていうのは、きっとこういう人たちが直面しているものに比べたら全然ちっぽけなものなのだ。同い年、っていうと、凄い近いような気もするけれど、なんかすげえ遠い世界にいる人のように見える。精神構造とか、どのくらい違うんだろうな。

あとは、タレントとか女優とかも、そろそろだいぶ同い年と年下が席巻している。これもまぁ、納得は出来ます。見た目的にも、今くらいが需要も多いんだろうし(笑)。歌手とかも同様に結構いる。スポーツの人が凄い離れた存在に見える、っていうのは納得できるんだけど、こういうテレビの中の人たちも、なんとなく遠い世界の存在のように思える。

なんとなく、テレビに出てたりすると、見た目的な問題とか(スタイリストがついてるしね)、作り込まれた作為的なキャラとかによって、実年齢がわからなくなってしまう気がする。どちらかといえば、年上であるように見えてしまうのかなぁ。実際のところ、どうなんだろう。経験とかの蓄積によって、色々な差は出てきているのも事実だとは思うけれど、自分の周りの世界と比較してみると、どうしても同じ年、同じ年代のようには見えない。それは多くの人たちがそう思っているのか、はたまた自分の周りの環境が特殊なだけなのか。多分後者な気もする。

いずれにせよ、何故か知らないけれど、テレビに出ている同年代とか年下とかを見ていると、自分がやっていることが何故か相対的に小さなもののように見えてしまうのです。多分、それが相手を勝手におっきく見せてる原因なんだろうな。単純にやってることがちょっと違うだけで、優劣とか、おそらくそこにはないんだと思うけど。けど、自分のほうが上にいる、っていう感覚は、少なくとも持てないですよね…多分。「気後れ」みたいなものを、多分土俵に上がる前から先入観として持ってしまっているんだろうね、きっと。