上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

「ゆめ」違い。

イギリスで、国際的に有名なバレエ学校に合格したはいいものの、トラックドライバーの父親は入学するお金が払えなくて、しょうがないから両親が3階建ての自宅をうっぱらって学費を工面し、家族5人は祖母の家で暮らしてる、っていう「美談」が今朝の朝刊に載っていたけれど、どうなんでしょうね、と思ってしまった自分がいる。子供の夢をかなえるのが親の喜び、っていうのは理解できるけれど、「僕の両親は世界一だ」っていう子供のコメント、どうにも無邪気すぎる気も…。でも、家族ってそういうもんだし、「ゆめ」の力って、きっとそういうもんなんだろうなぁ。夢をかなえるためだったら、家一軒くらいなんでもないんだと思う。たぶん、そっちが真っ当。なんか、美談を美談として捉えられなくなっているあたりに、自分として危機感を感じる。この辺が真っ当じゃないんだ。小さいよなぁ、人間が。もっと素直に捉えてあげても良いのに。

どこで道を踏み誤ったか(笑)。