上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

把握

全てのことには長所と短所があって、長所しかないということはないと思うのです。

長所だって短所に化けうるし、短所だって長所に化け得る。けれども意外とそのことに気がつかないのであって、長所至上主義に陥ってしまうと、色々なものが見えてこなくなります。短所=全て悪、というわけではない。

必ずしも短所だからといって闇雲に変えればよいというわけでもない。それらを知った上でそれをうまく生かしていけるのが良いと思うのです。理想を言えば、あらゆる状況に応じて適切なものを出していけるところなのでしょうけれども。ただ、複雑な世の中、その次元を目指すにはあまりにレベルは高すぎる。

けれどもまぁ、目指せる限りはそれを目指すのが一番いいのではないでしょうか。いいとこどり。目標として置いておく分にはね。

長所も短所も把握した上で、それを武器として取り揃えておくのが一番良いのではないでしょうかね。臨機応変。長距離の時点では飛び道具を使用し、接近戦になったらナイフを取り出す。その距離感のつかみ方と、それぞれの武器の特性を把握した上で状況に応じて使い分けられるようにしたいものです。そして、武器の数を増やしていく、と。

ナイフの持つ短所だけに着目してしまってナイフを捨ててしまうのはもったいない。ナイフが必要とされない状況では、ナイフを隠し持っていればいいのです。別に、捨ててしまうことはない。

ただ、それを、適切な状況下で適切な使い方が出来れば良いということ。ナイフを持っていても、その使い方が間違っていたら意味がないし、使う状況を誤っても意味がない。自分が意識すべきところは、どんな武器を今持っていて、それをどういう状況でどう使えばいいか、ということ。そして、持っている武器が足りないなと思えば増やす努力をすればいいし、状況が間違っているなと思えば適切な状況下で使えるようにすればいいし、使い方が誤っているなと思えば使い方を学べばいい。そういう努力は行ってしかるべきだとは思います。

自己把握って、難しいけどね。

全てを兼ね備えたオールラウンダーは、結局下手は打たないと思うのです。一点を突破する能力には欠けると思うけれど。その辺は、仲間を増やすことによって補っていけばよいのではないか。あるいは、長い時間をかけて能力を身につけてもいいと思うけれど。それが身についたら、それこそ最強のオールラウンダーになれると思うけどね。理想は、六角形のレーダーチャートの全てがMAXな状態。絶対、無理だけど(笑)。

まぁ、言うは易し、行うは難しですけどね。

得てして、こういうところを目指そうとすると、虻蜂取らずになって中途半端に終わってしまうのが常です。あと、やっぱり特出した能力を持っている人には、コンプレックスを抱いてしまうのも事実。そういうのに憧れることもあります。だから、明日また、同じことを言っているかどうかは、わかりません(笑)。

何が言いたいんだかよくわからない(笑)。