上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

維持

昨日壊すのは一瞬、作るのは大変、って話をしましたが。

維持するのもとても大変ですね。

物事、長い時間が経つといつかは何かが変わってきてしまうもの。輝きを放っていたように見えるものでも、次第にその輝きは薄れていきます。

そういったときに、どうするか。再び輝きを取り戻すよう今あるものの質を高める努力をするか、それとも別の形の魅力を増すか。それは人それぞれ、状況によっても異なるでしょう。けれども、前者だけでなんとかしようとするのは、とても難しい。現状をさらに上回るものを提示しないと、その魅力はついてこない。特に、組織みたいな人が入れ替わり立ち替わりするところには難しい。どうしても、真似事だけでは構造的に劣化する。コピーを10回取ると、どんどん画質が悪くなるような。そのために、理念とか軸とかいうものがあるのだと思うけれども。構造的劣化を防ぐための新たな方策を取れるように、かといって、質が全く別のものになってしまわないように。別に、これは組織だけではなく、個人の中にも言えることだと思うけれど。

変化を否定することは出来ない。多かれ少なかれ、波はあるのだと思うし。輝き続けるものなんてものは存在しない。だから、輝きを失ったときに、如何にしてその状況に気づいて、それをどう立て直していくかが肝要なのだと思う。

割と、全てのことにおいてね。