上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

切り分けと安定化

今日、調査実習で学生証を取り出したついでに、違うカバンに定期入れを入れてしまったまま、家を出てしまった。それに気が付いたときには既に駅に着いていて、サークルの荷物を持っているため引き返すことは出来ず、結局320円を余計に払うこととなった。

この事態から取り出すべきなのは、「カバンから移しかえるのを忘れた」という1点に対する「反省」のみである。そして、今後はそのようなことの無いよう、面倒くさがらずに毎回、その時その時元あった場所に戻すことを意識すれば良い。

そこから「あ〜、俺って馬鹿だなー…」という自己否定を取り出す必要はない。するだけ無駄であり、誰の得にもならない。重要なのは後悔ではなく反省であり、そこからいかにして次同じ過ちを繰り返さないか、だけを考えれば良い。後悔は不必要であり、過ぎ去った出来事はまとめて過去の箱のなかに放り込んでおけば良いことである。大事なのは、今と未来だ、と思う。

自己否定は自己否定の連鎖を生む。自己否定に陥らない防衛線をはることが、1つの正の安定化への方向付けとして有効である、と思われる。しかし、わかっていても、一度陥りだすと自分ではどうしようもなくなるのが現実でもある。如何にして自己否定を排除するか。それが問題だ。簡単に実行出来るようなら今頃苦労はしていない。わかってはいるのだけれど。

現在は、時間をかけて、ゆっくり、地道に防衛線を築く過程にある、はず。そのための実践を重ねている。あとは、感情とか環境が影響してきたときがまた問題だと思う。今は余裕があるから実践できると仮定しても、それらの要素が無視できないレベルにまで大きくなったときに、いかにしてうまくコントロールするか。出来るのか。それも、目下の課題だと思われる。その状況に陥らないとわからない話ではあるけれど、今の状態で出来ることがあるならば、やっておきたい、くらいの気持ち。

多分、こうやってイチイチ面倒臭くとらえないのが一番の安定化への道筋なのかもしれないけれどね(笑)。