上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

恐れ

定義的な時間の区切りで言えば「今日」提出のレポートを書き始めた。4000字以上、というところを今のところ、1700字程度書き終わっている。

正直なところ、さっき1000字程度書いたところで寝ようとした。全然集中が続かなかった。ぐだぐだしてその気分が切れなかった。だから、寝て、起きて書けばいいやと思った。まだ時間はあるし、と思って。徹夜は実はあまり好きではないし、得意でもない*1。しかし、一度ベッドにもぐりこんで電気を消したときに、何かが私を焦燥の淵へと駆り立てる。電気を消して、寝るまでの瞬間が私には一番怖い。その日中にたまりにたまった混線の欠片がいっせいに襲い掛かってくる。不安に駆られるのだ。しばしば相当な自己嫌悪に陥る。そうして、これは起きるまでに3000字くらい書いておかないと安心できないのではないかという思いのほうが睡眠欲求に打ち勝ち、私はこうして今パソコンの前に再び向かっている。

「欲望」の根源にあるのは私の場合「恐れ」なのではないかという1つの仮説を随分前から抱いている。厳密に欲望という時の意味とは違うのかもしれないが、突き詰めていくと恐れに行き当たることが多い気がする。今回の場合は、期限内に終わるのかと言う恐れ。寝たい、という欲望を抑えるきっかけとなったのも他ならぬレポートへの恐れ。それは肯定的な根源ではないのかもしれないけれど、私自身消去法や否定的な根源による行動は結構多いと思う。

あくまでも、まだ自分の中のレベルにおいても「仮説」の域を出ないのだけれど。そこまで明確な確信を持てているわけでもない。

と書いたところで、頭の中の論点がまとまる気配を見せないので、そろそろレポートへと戻ることにする。眠いし。とっとと3000字書いて、続きはまた明日、という状況へと持ち込みたい。一度は電気を消した身なのだから。

*1:こういうレポートのような事情の場合においては。試験前にも徹夜はほとんどやった経験がない。ただし、楽しいことやってるときの徹夜は全然厭わない