上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

欲望

消費社会*1に踊らされてるうちに、ホントの欲望がなんなのか、よくわかんなくなっちゃってるのではないかと思う。

「本当に必要なもの」だけを必要として、「なくてもなんとかやっていけるもの」を排除するとしたら、多分身の回りにある大半のものは不必要になる。いくら必要だって言い張っても、それがなくても生きていける、と言い切ろうとしたらいくらでもなんとでも言い切れるものがたくさんある。

なんかそういう概念が頭の中にあって、これが欲しい、っていう欲求が生まれたときに、それとせめぎ合ってしまう*2。もちろん生活を豊かにするため、っていわれればそれまでなんだろうけれども、じゃあその「豊か」って何??って聞かれると、それがなんかあたかも信じ込まされているもののように感じられたりして。こうやって生活が多様になってきたからかもしれないけれど、どれが精神的に豊かでどれが精神的に豊かでないのかなんて結局誰かが決めた価値観なんじゃないかっていう気がしてくる。だったら結局なくてもいいんじゃない??とか思いながら、諦めたり。結構その日の気分によったりするんだけれど*3

まぁそんなことを思いつつも結局はCDを借りたり、服も選んで買ったりはしているわけで。こうやってブログも書いているし、テレビだって見ている。結局いつものようにただ単にひねくれて考えていたいだけなんでしょう。ただ、そういった行動の源泉はどこにあるのか??そういう行動に僕を走らせる「欲望」ってなんなんだろう??ってふと気になるときがあるんです。見えないものに振り回されながら漠然と過ごしている気がして。結局はノリとテンションだけなんじゃないの、っていう仮説が自分の中では最近有力。何がやりたいか、とか言われても、自分でもわかんないしなぁ…。

とか何とか偉そうに言ってるのもどういう欲望に基づいてるんだろうね…(笑)。自己顕示欲求??あー、めんどくさい。

1回、しばらく湧き上がった欲望のままに過ごしてみたらわかったりするんだろうか。なんだか色々なことが凄いことになりそうだけれど(笑)。

*1:消費社会とは、流行(モード)が消費を刺激し、消耗によるサイクルよりも購買のサイクルが早くなってしまっている状態のことを指す。つまり、耐久性云々もそうだけど、デザインが飽きたから買う、とかそういう社会。

*2:鬩ぎあうっていう難しい漢字を書くのね

*3:だから困る