まとわりつく暑さ
暑い。昼夜問わず。
熱帯夜。真夏日。最低気温は25度を超え、最高気温は30度を超える。そんな日々が始まろうとしている。
何が嫌って、このまとわりつく感じですよ。熱気が。少し距離感をおきたいところなのに、肌から1mm離れていないところに密着してまとわりつかれている感じ。全身を。いくら振り払っても一向に去ってくれる気配を見せない暑さ。いつでもどこかから無言のプレッシャーをかけ続けるような。
って言っても、こうやって文句を言ったところで暑いことに変わりはないのだし、ただただ不満がたまるだけだ。結局何も変わりやしない。だとしたら、前向きに捉えてみたほうが良いのだろうね。
スイカ。花火。海。
夏のイメージ。思いつくままにとりあえず並べてみたイメージ。
うーん、あんまりそそらない。。リアリティがないのかなぁ。身近に感じられない。リアルさに欠ける。一般的に過ぎたか。
なんとなく思ったのだけれど、真夏の炎天下の中、「あっちー」って文句言いながら、頭から水被るようなのは割と良いイメージなのかもしれない。あるいは夕立に打たれるとかでもいい。傘なんてささずに、もういいや、ぬれてしまえ!的な。
多分、一線を越えた吹っ切れた感なのかもしれない。
あのヤケクソ感が真夏にはふさわしいのかもしれない。煮え切らない暑さとかどうでもいい。多分。徹底的にアツくなって汗いっぱいかいて。吹っ切れればそれが一番いいんじゃないかな。そうすると前述のスイカ、花火、海にもリアリティが生まれてくる。やっぱやりすぎくらいがちょうどいいんでしょうか…。吹っ切れたところにある非日常感が多分夏を夏らしくしてくれる。言ってることがよくわかんなくなってきた。
結局のところ、現状の煮え切らない暑さと煮え切らない制約の中ではそれは発揮されないということだな。ふむ。さて、もうしばらく辛抱するとしようか。