上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

結論。

特に違和感はなかった。

確かに左のほうが慣れてるっちゃ慣れているけれども、右に変えたならば右でそれはそれで対応できる。特に違和感はない。すぐに慣れる。時計を見ようとして「間違えて左腕を上げる」こともなかったし。敢えて言うとすれば筆記するときに多少机にカツカツあたって邪魔だったくらいか。でも、それも特に支障はきたさない。

結局のところ、腕時計をはめる腕を変えたからといって劇的に生活が変わるわけでもない。そこから生まれる微細な変化が歯車に小さなズレを与え、そのズレが徐々に波及していって何か大きなことが起こるわけでもない。まぁ、たった1日のたかがそれも4分の1くらいの時間ではあるけれども、それでも、何もなくいつもどおりに時間は過ぎていった。結局のところ、日常は日常だった。

私たちは些細な変化に対するには有り余る対応力というものを持ち合わせているということなのだろうか。それくらいをサラッと流してしまえるような。でも、それにしては日常的に些細なことに気をとられすぎてはいないだろうか。腕時計をはめる腕を変えるよりももっと些細な物事に。やはり、それは意識の問題なのだろうか。

別に何がやりたかったわけでもないけれど、なんとなくこんなことをしてみたくなるあたり、そもそも歯車がどこかでズレているのかもしれない(笑)。

明日からは、いつもどおりにまた左手に腕時計をはめようと思う。