上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

最近ふとしたときに、ものとか人のイメージが色で頭に浮かぶことがある。
なんか小説かなんかで読んだような記憶がある。なんだろう、と考えてみた。そうだ。
J-WAVEで昔やっていた、ケータイ小説 『7月24日通り』だ。
これに出てきた画家志望の青年が、人のことを色で例えて見ていたのだ。
全ての物事とか全ての人に対して色がイメージできるわけではない。イメージしづらいこととか人もたくさんある。ただ、しかし、ふとしたときに、あるものからふっとそのものが持つ色を感じ取ることが出来る、そんな感じ。あっ、この人オレンジな人だな、とか。隠し持っているけれど強烈に発する色があった場合に、それが僕に対して働きかけてくるみたいな。

そして

こういう風に思うことがある人は、世の中にはたくさんいると思うのです。誰しも経験したことはあるんじゃないのかなぁ、と。そして気になるのは、それが万人に一致しているのかどうか、ということ。ある程度人のイメージって共通してたりするし、暖色寒色とか色によって持つイメージもある程度は共通してるので、似通ったところは必ず出てくると思うのです。ただ、どこに強く印象を受けたかによってイメージって違ってきますから、それによって人によって全く違う色が出てきたら面白いなぁ、と。

たとえばXさんの色をイメージしたときにAさんは青、Bさんは赤をイメージしたとする。それって、Xさんのどこに強い印象をAさんBさんそれぞれが持っているかを表しているんだと思うのです。あるいは、色が全く浮かばない人もいるかもしれない。それは、特出するイメージが無くて全体的にぼんやりとしたイメージであったり、それともイメージに合致するイメージを持つ色が無かったりするのかもしれないと思います。

そういうことを考えると

自分にあった色を身につけるセンスとかって欲しいと思いますね。それには自分を良く知らなきゃならないし、色もうまく使わなきゃならないし。服のイメージと合ってる人って、センスいいと思いますものね。あと、色を使うことを職業にしている人っていうのはその辺やっぱりとても敏感なんだと思います。

このブログのカラーは「ライトブルー」。

始めるに当たってたくさんある中からなんとなくこれを選んでみました。ここからどんなイメージが生まれるのか。一瞬秋色もいいかなとか思いましたが、しばらくはこれで続けてみるつもりです。